療育(発達支援)とは?体験して分かった費用や施設の種類など

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娘が療育(児童発達支援)を利用し始めて1年と数ヶ月が経ちました。これまでに体験記事を書いてきましたが、「療育とは?」という基本情報が分散していたため、今回ひとつの記事にまとめました。

※内容は基本的に私の体験に基づいたものです。内容については施設によって異なる場合がありますので、詳細は直接ご確認ください

療育(発達支援)とは

療育(発達支援)とは、障害のある子どもやその可能性がある子ども(0〜未就学児)が利用できる通所支援サービスです。子どもの障害特性や発達状況に合わせて、困りごとの解決や将来の自立などを目指して支援・サポートを受けることができます。

「療育」という言葉はもともと身体障害のある子どもへのアプローチを表す用語として使われていましたが、子どもの発達を支援するアプローチの総称として使われることが多く、「発達支援」という言葉もほぼ同義語として使われています。

療育は、「何かしらの障害があると診断された子ども」しか利用できないイメージがありますが、診断の有無にかかわらず「発達の遅れが気になる」「なんとなく育てにくさを感じる」という場合でも利用できます。

ただし、利用するには通所受給者証(※)の発行が必要です。

※通所受給者証:療育などの支援サービスを利用するために、市区町村から交付される証明書

通所受給者証を取得して療育を利用するまでの流れは、以下の記事にまとめました!ご参考にどうぞ。

療育にかかる費用

いちばん親として気になるのは、療育にかかる費用ではないでしょうか。費用は原則として国や自治体が9割負担し、家庭では1割負担となっています。また、家庭の所得によって「利用者負担の上限額」が定められています。

詳しくは以下のページを参照してください。

3歳から5歳は無償化の対象

ただし、2019年10月から開始された幼児教育・保育の無償化の制度により、3歳から5歳までの子どもの場合は利用者負担が無償化されます。(その他の食費・教材費などは別途発生)

実際にかかった費用

私の娘は当時4歳だったため、保育園と併用しても無料で療育を利用することができました。

また、私が利用している施設では、送迎サービスも無料で利用が可能です。ただし、おやつ代や昼食代(お弁当サービスを利用した場合)や、各種発達検査にかかる費用などは料金が発生します。

療育施設の種類

療育施設には大きく分けて以下の2つの種類があります。

親子同室タイプ

  • 保護者も一緒に療育に参加
  • 療育の時間は約1〜2時間程度と短め
  • 子どもの不安が少なく、親が療育の様子を直接確認できるため安心

預かりタイプ

  • 子どもだけで療育を受ける
  • 多くの場合、半日程度の預かり(幼稚園のような形式)
  • 保護者が拘束されないため、その時間を仕事などに活用できる

その他、施設ごとに言葉や運動などなど、力を入れる分野や取り入れる療育内容も様々です。人によって様々な観点があると思うので、子どもの特性に合うかどうか見学で実際に確認してみるのがオススメです!

娘の体験談

娘は「預かりタイプ」の施設に週1回、10:00〜14:00通っています。家の近くに預かりタイプしかなかったこともありますが、療育中に自分が仕事をしたかったため、このタイプを選びました。

また、2つ施設を見学に行きましたが、その2つだけでも雰囲気や療育内容が全く違う印象だったので、子どもや自分のライフスタイルに合いそうか?などよく見極める必要があるなと感じました。

以下の記事に、療育施設を選ぶ時のチェックポイントなども記載したのでご参考までに!

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  • ※価格は基本的に公式サイトの情報を掲載しています。販売サイトによって価格が異なる可能性もあります。
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この記事を書いた人

彩のアバター 子育てフリーランス

6歳ひとりっ子のママ。保育園に預けながらフリーランスのUIデザイナーとして活動中。長く使えるコスパよしな育児グッズを探すのが得意。

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